心理学徒のお話

心理学生が考えをつらつらと書くだけです。たまに用語解説をするかもしれません。

哲学好きの人


哲学というと変わった人が好んでるだとか、小難しいだとかそんなイメージがあるのではないでしょうか。

 

哲学的な思想とは何でしょう。

 

例えば

 

・自分が見てる「赤」と他人の見てる「赤」は全く違うのではないか
・実はこの世界に生きているのは自分だけで見ているものは全て幻覚なのではないか
・いやいや、そもそもこの世界は長い夢なのではないか

 

こういった答えのない考えが哲学的な思想であるとわたしは考えています。
確認のしようがなく、また普通に生活する上ではどうでもいいことです。

 

でも、ほとんどの人が小さい頃に1度は考えたことのあるものではないでしょうか? ひとりぼっちのときに「この世界には自分しかいないのでは?」と不安になった経験はないですか?

 

誰もが1度は考えることです。 そして成長とともに考えなくなることです。
そんな役に立たないことを考える必要はないから、そんなことを言うのは変な子だから、そうやって哲学的な思考は置いていくのです。

 

そんなものを追求するのが哲学です。 ですから哲学をする人は子供のころに思想を置いてこないまま成長した、たいへん純粋な人なのでしょう。